多職種で撃退!ポリファーマシー(第29回 お茶香るカンファレンス)

開催日

2021/06/10

講師

矢吹 拓(国立病院機構 栃木医療センター 内科医長)
池田 里江子(BFC株式会社 代表取締役 ふれあい薬局飯能店 薬剤師)

モデレータ

鬼澤 信之(医療法人あんず会 杏クリニック院長)

概要

ポリファーマシーは多剤併用を表す言葉で「必要以上に多く薬が処方されている状態」とよく定義されます。

超高齢社会を歩む我が国の大きな医療問題のひとつで、地域でも多職種で取り組んでいくべき大きな課題です。

特に最近はポリファーマシーがよく議論されています。皆さんも内服薬の種類が5種類以上になると有害なことがおこりやすい、とよく知っているかと思います。

ではポリファーマシーはどのような理由で起こるのでしょうか?

薬剤の数だけが問題なのでしょうか?

地域医療で私たちができることは?

今回のスペシャルゲストは国立病院機構栃木医療センターで多職種がチームでかかわるポリファーマシー外来を牽引し、ポリファーマシーに関する著書も多数執筆される矢吹拓先生です。

そして、薬剤師からの視点でポリファーマシーを解説していただくのは地域のかかりつけ薬剤師、訪問薬剤師として活躍されるふれあい薬局飯能店 池田 里江子先生です。

矢吹先生、池田先生とともにポリファーマシーの問題点を整理しながら多職種でどのようにポリファーマシーに取り組んでいくべきかを考えていきましょう。