全職種対応待ったなし!心不全緩和ケア(第32回お茶香るカンファレンス)

開催日

2022/07/15

講師

飯塚病院 連携医療・緩和ケア科 部長 柏木 秀行 先生
原田病院 理学療法士 高尾 優一 先生

モデレータ

鬼澤 信之(医療法人あんず会 杏クリニック院長)

概要

心不全パンデミック—慢性心不全の患者は急増し2025年には125万に達すると予想されています。

慢性心不全の急な悪化は呼吸苦などの症状を伴い、多くの場合に救急搬送となります。

そして入院治療により改善しても完治は難しく、再入院を繰り返しながら進行します。

これは患者本人にとっても大きな負担となります。

そして、患者数の急増により医療体制を圧迫することも懸念されています。

がんに対する緩和ケアはよく知られていますが、心不全に対してもQOLを重視した緩和ケアという道があります。

今回は飯塚病院、地域連携・緩和ケア科の柏木秀行先生をお招きします。

2016年に発足した「九州心不全緩和ケア深論プロジェクト」の代表として、心不全緩和ケアの普及とアップデートを牽引されています。

柏木先生に医師の考える心不全緩和ケアのロジックとともに多職種によるケアのポイントを解説いただきます。 また理学療法士で心不全療養指導士の原田病院 高尾 優一先生からリハビリの視点からの意見をうかがいます。

さらにディスカッションでは現場の皆様から寄せられた質問を柏木先生に率直にお聞きします。

モデレータは杏クリニック鬼澤信之が務めます。