もし在宅医療の患者さんがCOVID-19で、家にいたいといったら・・・(第23回お茶香るカンファレンス)
開催日
講師
高根 紘希先生(たかねファミリークリニック院長) 佐藤 昭裕先生(KARADA内科クリニック院長)
モデレータ
鬼澤 信之(医療法人あんず会 杏クリニック院長)
概要
with コロナといわれて久しいですが、 私たち医療・介護従事者の新型コロナウイルス感染症の対策も根気強く続ける必要がありそうです。
地域ケアにかかわる皆様も目の前の高齢者を新型コロナに感染させないために細心の注意を払ってきたことと思います。 新型コロナウイルス感染症が高齢者にとって命にかかわる病気であるから。 しかしそれだけはありません。
軽症であっても重症化する可能性の高い高齢者は原則入院。 在宅医療が必要なほどの高齢の方が入院・隔離となると、もとの水準の生活に戻ることが難しい。このことは皆様よく知っていると思います。
たとえば認知症の方は・・ 病室で安静にしていることが難しいこともあるでしょう。
もともとのご病気で人生の最終段階にいる患者さんは・・・
さいごまで家にいるつもりで療養していたのにコロナで入院になってしまっていいのでしょうか。
特に疾患を抱える高齢者にとって入院は人生に大きな影響をあたえます。
私たちの患者さんが新型コロナウイルスに感染して、それでもなお家にいたいと言ったら。
明日おこるかもしれない、そんな事態に備えて。 6月に日本で初めて新型コロナウイルス感染症の高齢患者さんを自宅でお看取りされた、 たかねファミリークリニック 高根 紘希先生 をお招きします。
病院から家に帰るまで、そして退院してからの8日間。
生生しい現場での葛藤をお話ししていただきます。
そして、気になる在宅医療での感染対策やワクチンの見通しなどを、 感染症学会専門医で、日本テレビ系朝の情報番組やNewsPicksでお馴染みの KARADA内科クリニック 佐藤 昭裕先生 に解説いただきます。
もやもやとした疑問がスッキリすることでしょう。 モデレータは 杏クリニック 鬼澤 信之 がつとめます。皆さんの疑問をストレートにお聞きしたいと思います。